火葬後のお骨の量

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明けましておめでとうございます。

本年も宜しくお願いいたします。

[おうちはか]を販売開始から早2年が経過いたしました。

お陰様で、生前に[おうちはか]を用意しておこうと購入される方が増えてきております。

おうちはかの小さな容器には、粉骨入れ、残りのお骨は、合同墓地か、参骨をお勧めしております。
詳細はお尋ねください。

さて、火葬し、骨壺にお骨を入れてから、お墓に埋葬するのが一般的な考え方ですが、その骨壺の大きさに大きな違いがある事をご存知でしょうか?

このお骨の捉え方に、東日本と西日本では、大きく異なる事に驚きがあった事を思い出しました。

骨壷の大きさとお骨の入れ方が違う
関東と関西では、骨壷の大きさと、お骨の入れ方が異なっています。

関東では、7~8寸(約21~24cm)と大きめの骨壷を使用します。拾骨の際には、基本的には焼骨(火葬したお骨)をすべて骨壷に入れます。

お墓の墓石の下にあるカロート(納骨棺)も大きめで、お骨は骨壷に入れたままカロートに納めます。

公営の霊園では、カロートがコンクリート製で、しっくいなどで密閉する構造になっていることもあります。

関西では、3~5寸(約9~15cm)と小さめの骨壷を使用します。拾骨の際には、焼骨は一部だけを骨壷に移し、残りは火葬場に委ねます。

お墓のカロートは狭く、骨壷から焼骨を出して納めます。

カロートは土がそのままであることが多く、お骨が土に戻りやすいように、わざと雨水などが入りやすい構造になっていることもあります。

関東は黒御影石、関西は白御影石が好まれる
墓石に使用される石材でも、地域による違いがあります。

以前、西日本では黒御影石が取れなかったこと、また「黒い石材を使うと家が途絶える」と言われたことなどから、墓石には白御影が多く使われていました。

一方、関東では黒御影石が好まれます。

また、和型の墓石の形も地域による差があります。

現在では、墓石の色や形については自由度が上がり、さまざまなデザインのお墓が見られるようになっています。

また、公営の霊園では公園のような霊園を目指して、墓石の形を統一している場合もあります。

お墓事情もこうでなければならないといった従来の考え方が変わってきている時代になりましたね。

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